浅野拓磨【写真:Getty Images】
日本代表は2日、愛知県内でキリンカップ初戦となるブルガリア戦へ向けての前日練習を行った。
浅野拓磨のスピードにはヴァイッド・ハリルホジッチ監督も期待を寄せているが、浅野自身も「どんどんチャレンジしていきたい」と意気込みを述べた。
とはいえ、まだまだ連係を深める必要があるという。
「練習の中ではまだ、なかなかコンビネーションや自分の特徴も出せる場面が多くはない。試合に出れればもっともっと自分の特徴っていうのも生きると思いますし、知ってもらえると思う。貪欲に自分からプレーできれば、パサーと受け手の関係もできると思うので、試合に出てみてからだなと」
なかなか若手が台頭してこないことに、キャプテンの長谷部誠も「正直心配な部分もあった」と話していた。それでも「彼にはスピードという特徴もありますし、スピードだけじゃなくてパワーもある」と、サンフレッチェ広島で活躍中のU-23日本代表のエースの将来性を称えた。
浅野が出場するとすれば、最前線か右ワイドが有力。ポジションによってやるべきことも変わってくるが、「特に難しいことは考えず、自分にできることだけをしっかり考えてプレーできれば」と『ジャガー』の愛称を持つストライカーは自然体で戦う意思を示した。
(取材:元川悦子)
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