アトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)ファイナルで敗れたアトレティコ・マドリー。試合後に涙を見せたエース、FWフェルナンド・トーレスだが、既に気持ちは切り替わっているようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
トーレスは、CLで敗れたものの「失敗とは諦めることだ。トライすることではない。魂込めて戦い、プレーし、ピッチに命を投げ出した。決して失敗じゃない」と後悔はないようだ。
そして、敗北のショックについて「過去は過去で変えることは出来ない。敗北は、立ち上がり、戦い、次に進むことを教えてくれる」と語り、「仲間が悲しみに崩れ落ちる姿を見るのは本当に悲しかった。忘れがたいつらい瞬間だけど、今は未来のことを考える時だ。倒れれば立ち上がり、それでも倒れれば、また立ち上がればいい」と気持ちが未来に向いていることを強調した。
また、去就が注目されているディエゴ・シメオネ監督については「皆、彼に残ってもらいたいと思っているし、そうなればうれしい。でも、よく考えることも彼の権利だ」と現時点での続投宣言を控えている指揮官に理解を示した。
自身の契約についても「詰めの段階に来ている」と語るトーレス。来季も愛するクラブと共に、再び立ち上がった元気な姿を世界のサッカーファンに見せてくれそうだ。
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