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米国政府、EUROが”テロ標的になる恐れ”と警告。一方でフーリガンの衝突警戒も

text by 編集部 photo by Getty Images

EURO2016
開幕が近づくEURO2016【写真:Getty Images】

 今年6月にフランスで開催予定のEURO2016に対して、アメリカ政府が警戒を促した。1日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

 同メディアによると、EURO開催中のスタジアム周辺やレストラン、イベント会場やサッカー観戦ができる娯楽施設などが”テロの標的になる恐れ”があるとしてアメリカ政府が警告を発したとのこと。

 また、サポーター同士による衝突が起きる可能性も指摘している。EURO2008予選でイングランド代表とロシア代表が戦った際に、イングランドのフーリガンがロシア側で暴動を起こす事件が起きていた。そのため、今回の本大会で両チームがグループステージで対戦するため警戒を促している。

 欧州全土を巻き込む、大きな大会だけあって多くの人々がフランスに集まることが予想される。昨年11月にフランス・パリでテロ事件が起きたことで警戒は強まっているが、それでも油断できない状況だ。

【了】

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