ミランに所属する17歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマに、巨額獲得オファーが届いたようだ。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、伊メディア『テレ・ロンバルディア』に明かした。

　下部組織出身のドンナルンマは今季、16歳の若さでトップチームデビュー。これは、同じ名を持つジャンルイジ・ブッフォンよりおよそ1年早く、セリエA史上最年少記録となっている。

　デビューからはミランの正GKとして君臨し、その活躍が認められて飛び級でU-21イタリア代表に招集されている。

　ベルルスコーニ名誉会長は同メディアに対し、「我々はドンナルンマへの8000万ユーロ（約100億円）の獲得オファーを断った。彼は我々にとって売ることのできない選手だ」と語った。

　ドンナルンマにはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどのクラブが興味を示しているといわれているが、どのクラブからのオファーかは明言しなかった。

　仮に8000万ユーロでの移籍が実現すれば、弱冠17歳にして過去5番目に高額な移籍金となる。

　なお、ミランとドンナルンマは残り2年の契約を残しているが、近日中に1年間の契約延長にサインし、年俸は100万ユーロ（約1億2400万円）になる見込みとなっている。

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