ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)退団が決定しているズラタン・イブラヒモビッチの去就に注目が集まっているが、母国復帰の可能性もあると英紙『サン』が報じている。
同紙によれば、イブラヒモビッチは将来的に自身がプロキャリアをスタートさせた母国スウェーデンのマルメでのプレーを希望しているという。
1999年にマルメの下部組織からトップチームデビューしたイブラヒモビッチは、その後2001年にアヤックスに移籍している。
イブラヒモビッチは、恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督の就任が決まったマンチェスター・ユナイテッド移籍が有力とされてきた。
自身が出版した自叙伝『I AM Zlatan』で、イブラヒモビッチはインテル時代に指導を受けたモウリーニョ監督に対して「彼のためなら死ねる」と記すほどの忠誠心を持っている。
一方で、数々のビッグネームをクライアントに抱える大物代理人のミーノ・ライオラ氏は「まだ何も決まっていない。最終的には驚くべきことになると思う」と“サプライズ”を示唆。
「みんなユナイテッド、ユナイテッドと口を揃えて言う。いくつかのイングランドのクラブと、少しのヨーロッパのクラブ、そしてヨーロッパ外のクラブからの関心がある。みな彼がユナイテッドに行くと思っているが、それは真実ではない」と、去就に関しては未定であることを強調した。
ユナイテッド移籍は既定路線という見方が強い中で、マルメ復帰ということになればライオラ代理人の言うように「驚くべき」ことになるが、果たして母国凱旋はあるのだろうか。
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