チェルシー退団に向かうパト【写真：Getty Images】
チェルシーのFWアレシャンドレ・パトはわずか5ヶ月で欧州から母国ブラジルに戻るようだ。29日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
今年1月にブラジル・コリンチャンスからレンタル移籍でチェルシー加入を果たしたパト。チームは期待を込め、FWディディエ・ドログバが背負った「11」を用意した。しかし、公式戦わずか2試合1得点で挑戦を終えている。
ブラジルメディアによるとアトレティコ・ミネイロが今年12月までパトの獲得を狙っているようだ。しかし月給23万ドル（約2500万円）の高額なサラリーが獲得のネックになっている。
また、今シーズンのプレミアリーグを降格したアストン・ヴィラがパトの獲得を狙っている。来シーズンは、イングランドの2部にあたるチャンピオンシップで戦うが、チーム買収により得た豊富な資金で古豪復活を目論む。
わずか17歳でインテルナシオナルからミランにやってきたパト。18歳でセリエAデビューを果たし、ミラン時代には通算117試合に出場し、51得点を記録。現在27歳になるパトは来シーズン、どのユニフォームで戦っているのだろうか。
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