移籍先が注目されるマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
悪童マリオ・バロテッリは来季もセリエAでプレーすることになるかもしれない。29日にイタリア紙『イル・メッサージェロ』を含む複数のメディアが報じている。
敏腕代理人ミーノ・ライオラ氏は、ミランでのレンタル期間が切れるFWマリオ・バロテッリをラツィオへ“逆オファー”したようだ。
ラツィオは現在来季の新指揮官を検討中だ。今季の最後からチームの指揮を執ったシモーネ・インザーギ監督、次期イタリア代表監督として最有力候補とみられているトリノのジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督、そして現在同クラブからの返答待ちだと言われている元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ監督の3名が候補として有力だとみられている。
ラツィオは、来季のために前線を大幅に変更するつもりのようだ。しかし、600万ユーロ(約7億円)というその高い年棒と同クラブが獲得を望む本命の1人ではないことからも、これまで常にそのバロテッリの入団を断ってきたようである。
それでもラツィオが新指揮官にプランデッリ監督を選んだ場合には、過去にイタリア代表で共に過ごした経験から、バロテッリが加入する可能性もあるようだ。イグリ・ターレSDはこの数ヶ月の間に代理人ライオラ氏と頻繁に会ったようであり、そこで同選手の減棒も含めた低コストプランを提示されたとみられている。
果たしてラツィオの次期監督は誰になるのか。それ次第でバロテッリの新天地が決まることになるかもしれない。
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