レアル・マドリーのエンブレム【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝を戦うレアル・マドリーを応援していたファンが、またもテロの標的にされたようだ。29日に伊紙『カルチョニュース24』が報じている。
今月13日にも、バグダッド近郊のマドリーファンが集う飲食店をイスラム過激派が襲撃し、16人が亡くなった。襲撃犯のうち何人かは、追跡を逃れるために周りの人々を巻き込みながら自爆したとも言われている。
同紙によると、またもマドリー公認のファンクラブが襲撃されたとのこと。CL決勝を観戦していた人たちがターゲットにされ、少なくとも12人が亡くなったようだ。
イラクではサッカースタジアムを標的にしたテロも発生しており、サッカーに関係するテロ事件が多発している。まだ犯行声明は確認されていないものの、前回はイスラム過激派組織「IS」の起こした事件であったため、今回も同じ組織による犯行と見られている。
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