誘拐されたアラン・プリード【写真:Getty Images】
ギリシャ1部のオリンピアコスに所属する25歳のメキシコ代表FWアラン・プリードが、母国メキシコ帰国中に誘拐された。29日に英メディア『BBC』が報じている。
同メディアによると、土曜日の夜にプリードは彼女とパーティに参加したあと、タマウリパス州シウダービクトリアの自宅近くで自分の運転する車が複数のトラックに囲まれ、誘拐されたとのこと。
その後、彼女だけは無傷で解放された。彼女の証言によれば、覆面姿の男に拉致されたと語っている。この地域は毎年約1000人が誘拐されている場所で、世界最高の誘拐率が発生している場所だ。麻薬密売組織が多く存在する地域ともされている。
プリードはメキシコ代表として通算6試合の出場経験があり、これまでに4得点を記録。2014年ブラジルW杯でもベンチ入りしていた。現役サッカー選手が誘拐されるという衝撃の事件だけに、様々な国の主要メディアが報じている。
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