レアル・マドリーは現地時間28日、チャンピオンズリーグ（CL）決勝戦でアトレティコ・マドリーをPK戦の末に下し、通算11度目の優勝を果たした。

　この優勝により、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は数々の記録を打ち立てている。

　ジダン監督は現役時代の2001/02シーズンにマドリーでCL優勝を果たしており、選手と監督の両方でCL優勝を果たした史上7人目の人物となった。

　マドリーでは過去にミゲル・ムニョス氏が選手時代に3連覇（当時名称はチャンピオンズカップ）を経験し、1959/60シーズンに監督として達成している。ジダン監督はクラブ史上では2人目となる。

　ただし、選手、監督、アシスタントコーチで優勝したのは過去にジダン監督のみである。ジダン監督は2013/14シーズンに優勝へ導いたカルロ・アンチェロッティ氏のもとアシスタントコーチを務めていた。

　また、過去にCLを優勝したフランス人監督はおらず、ジダン監督はCLを制した史上初めてのフランス人監督となった。

　今年1月にラファエル・ベニテス前監督の解任を受けて途中就任したジダン監督だが、1年目にして数々の偉業を成し遂げることとなった。

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