落胆の色を隠せないディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)優勝を逃したことに関して悔しさを述べた。29日にスペイン紙『ムンド』が報じている。
レアル・マドリーと対戦したアトレティコ・マドリーは前半からペースを握り、何度も攻撃を仕掛ける。1度はPKのチャンスも訪れたが、アントワーヌ・グリーズマンが外してしまい得点の機会を逃してしまった。
結局1-1のまま試合は延長戦までもつれこみ、それでも決着がつかなかったためPK戦へ。レアル・マドリーが5人全員成功したのに対して、アトレティコ・マドリーの4人目のキッカーが外したことにより優勝を逃している。この結果に、シメオネ監督も悔しさを見せた。
「我々のように準優勝のチームが記憶に残らないのは明らか。これで、決勝で失敗したのは2度目だ。我々はホームに戻って傷を癒すことにするよ」
アトレティコ・マドリーは2013/2014シーズンも優勝の可能性があった。しかし、この時もレアル・マドリーと戦い優勝を逃している。同じ相手に2度タイトルを奪われたことからしても、シメオネ監督が受けたショックは大きいようだ。
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