レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーはPK戦の末にアトレティコ・マドリーを下し、見事にチャンピオンズリーグ(CL)ファイナルを制した。その最後のキッカーとなったクリスティアーノ・ロナウドにはある予感があったようだ。28日、スペイン紙『アス』が報じている。
ロナウドは、ウンデシマ(11度目のCL優勝)を飾った心境を「とても特別な瞬間だ。選手も、いつも支えてくれたサポーターも勝者に相応しい。最高の瞬間だ」と語る。
PK戦では、最後の5人目で登場したが、これについては「ある予感があった。5人目のゴールで試合が決まると思った。だからジネディーヌ・ジダン監督に5人目を志願した」という事実を明らかにした。
そして、そのジダン監督については「とてつもない仕事をした。謙虚な人柄を持ち、優勝に値する人物だ。彼といられて本当にうれしい」とフランス人指揮官を称えている。
試合終盤には足をさするしぐさを何度も見せたロナウド。120分の中でゴールを生みだすことは出来なかったが、最後は自らのシュートで試合を終わらせるというシナリオを作り出した。
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