現役引退を表明したシュテファン・ライナルツ【写真:Getty Images】
フランクフルトが27日、27歳の元ドイツ代表DFシュテファン・ライナルツが現役引退することを発表した。
ライナルツはレバークーゼンの下部組織で育ち、2008年にトップチームに昇格。その後、ニュルンベルクで経験を積んだ後、再びレバークーゼンに復帰した。その後、細貝萌とチームメイトになった時期もある。昨年夏にはフランクフルトに移籍し、長谷部誠と共にプレーした。今季は公式戦17試合に出場している。
引退理由についてライナルツは「この3年間はサッカー選手として、非常に多くの負傷に見舞われ失望したシーズンだった。そして、7年間のプロ生活を送っていく中で肉体的にも消耗してきた。これまでサッカーに没頭してきたけれど、チームメイトやファンに対する責任として今回の決断に至ったよ」と語り、負傷や肉体的な問題が、今回の現役引退に至ったと説明している。
また、一方で「僕は間違いなくサッカーに関わり続けていくよ」とも語っており、監督やアシスタントコーチなどに転身する可能性を示唆した。ドイツ代表としては通算3試合に出場したライナルツ。今度はどのような形でサッカーに貢献していくことになるのだろうか。
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