日本代表メンバーの一部は27日、千葉県内でトレーニングを行った。この日から香川真司が合流している。

　今回のキリンカップはロシアW杯アジア最終予選に向けた貴重なテストの場となる。香川は「課題と収穫の両方を得られるような試合ができれば次に繋がると思う。そういうところも高め合いながらやっていきたい」と抱負を語った。

　今回はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の“予告”通り、若手2人が新たに加わった。これについては「新しい選手や調子のいい選手が常に選ばれる場所であるべき。競争意識が出ていいと思う」と新戦力を歓迎した。

　そのうちの一人、小林祐希は「いずれは10番を取りたい」と話したと報じられた。現10番のエースは「それくらいの意気込みでやることはいいと思う。そういう意味ではそれくらい自分に自信があるってことだと思うし、それはすごい楽しみですね」と話した。

　若手と呼ばれる選手たちも招集されているが、定着している選手は決して多くない。「やっぱり若い力っていうのはすごく大事ですし、逆にそういう選手が来ることは僕らみたいなちょっと中堅後半の選手にはいい刺激。そういう選手がどんどん出てこなきゃいけない」香川は新戦力の台頭を求めていた。

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