バイエルン・ミュンヘン残留を公言したMFマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘン退団が確実視されていたMFマリオ・ゲッツェに新たな進展が生まれている。チームに留まりたいとのコメントを残した。24日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
渦中のゲッツェは「彼と一緒に働くことが楽しみ」と公言した。来シーズンよりバイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に指導を受けることを楽しみにしている様子だ。
「ミュンヘンでの新シーズンを楽しみにしている。アンチェロッティ監督の下で最初のトレーニングが楽しみだ。ポジション争いには全力を尽くす」と、バイエルン残留を示唆している。
ゲッツェは、恩師ユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールへの移籍が確実視されていた。また、ユベントスなどのビッククラブから熱視線を送られてきた同選手だが、ふたたび移籍報道は加熱するのだろうか。
日に日に開幕が近づくEURO2016。活躍次第では移籍金が間違いなく高騰するはずだ。2014年ブラジルワールドカップ決勝戦では、母国ドイツを優勝に導く決勝点を決めたゲッツェ。2年前のように、その名を世界に改めて知らしめる軌跡を残すことができるのだろうか。
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