リオ五輪に出場する可能性が消滅したパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスに所属する22歳のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、リオデジャネイロ五輪に出場しないことを明言した。24日に伊メディア『カルチョメルカート』が報じている。
今年8月からブラジル・リオデジャネイロでオリンピックが開催されるが、ディバラはアルゼンチン代表の選手として参加するかどうかが注目されていた。しかし先日、クラブ側が参加を認めないとの通達を出したと報じられている。これに関してディバラが言及した。
「僕はオリンピックに出たかったけど、ユベントスはノーと言ったよ。僕の考えでは、コパ・アメリカかオリンピックには出場するつもりだった。残念ながら、クラブは許可してくれないようだね。でも、僕は彼らの決定を理解しているし、手放したくないのもわかる。僕は次のシーズンに向けて一所懸命に頑張るだけさ」
コパ・アメリカに挑むアルゼンチン代表のメンバーとして選出されなかったため、五輪出場が濃厚と思われたディバラ。しかし、クラブ側はリオ五輪への招集に応じることは義務化されておらず、FIFA公式試合でもないため、原則として招集を断ることができる。
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