今年の冬にビッグネームを次々と獲得してきた中国スーパーリーグだが、その猛威は夏になっても止まることはなさそうだ。

　大手メディア『ESPN』によれば、上海申花がベンフィカから元ブラジル代表MFアンデルソン・タリスカとブラジル代表FWジョナスの獲得を合計7000万ユーロ（約86億1000万円）で狙っていると報じている。

　タリスカは今季のリーグ戦に出場して21試合3得点を記録。190cmと大柄ながらスピードを兼ね備えたウィンガーである。ブラジル代表招集歴はあるが、出場はいまだない。上海申花は2500万ユーロ（約30億7500万円）で狙っており、獲得に大きく近づいているという。

　一方、上海申花はジョナスもあわせて狙うべく4500万ユーロ（約55億3500万円）を準備していると伝えられているが、こちらについてはベンフィカ側は断りを入れる見込みとなっている。

　ジョナスは34試合で32得点を挙げてリーグ得点王に輝き、ベンフィカのリーグ優勝の立役者となった。今年6月に開催されるコパ・アメリカ・センテナリオのブラジル代表メンバーにも選ばれている。

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