ヘルタ・ベルリンからブルサスポルに期限付き移籍していた細貝萌【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属する元日本代表MF細貝萌に、シュツットガルトが興味を示しているようだ。地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』が報じている。
今季はヘルタからトルコ・スーペルリグ(1部)のブルサスポルに期限付き移籍していた細貝だが、期間満了に伴って一度ヘルタに復帰することになっている。
ブルサスポル側も細貝を高く評価しており、今月以内であれば完全移籍で獲得できるオプションが契約に含まれているが、現状では決めきれていない状態だという。
シュツットガルトは今季のリーグ戦を17位で終えたため、2部降格が決まっているが、来季はヨス・ルフカイ氏が新監督に就任することが決定している。
ルフカイ氏は細貝がアウグスブルクに所属していた際に監督を務めていた指導者であり、ヘルタでも細貝を指揮している。監督を務めていた際は、高く細貝を評価していた。
また、シュツットガルトの名誉顧問は細貝の古巣である浦和レッズで監督を務めたギド・ブッフバルト氏である。同氏も浦和で細貝を指導しており、リーグ優勝に導いている。
細貝は2013年にレバークーゼンからヘルタに移籍して4年契約を結んでおり、来季終了時に契約が満了となる。細貝の移籍金は、100万ユーロ(約1億2200万円)とみられている。
ブルサスポルでは右サイドバックやボランチなどのポジションでプレーし、20試合に出場している。
2人の“恩師”が待ち受けるシュツットガルト移籍という形で、再びドイツに復帰することはあるのだろうか。
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