診断
レスターの今季の主なフォーメーション
補強診断結果 S
今季の最優秀選手賞にカンテを挙げる人も少なくないが、このフランス代表1人をとっただけでもレスターの補強は大成功だったといえる。
だがカンテほどではないとはいえ、今季のチームで特大のインパクトを残し、MVP級の活躍を見せた選手の中には昨夏に加わった名前もある。フート、フクス、岡崎、この3人はカンテ同様にレギュラーとしてシーズンを通じて高パフォーマンスを維持し続けた。
そのほかでは、前半戦はレンタル移籍でスウォンジーから加入したネイサン・ダイヤーが、後半戦は19歳のデマライ・グレイがレスターの得意とするサイド攻撃にアクセントを加えた。ギョクハン・インラーは、最後までプレミア特有の激しさに慣れることはなかったが、経験豊富なベテランは外国人選手のよき相談役となり、チームをサポートした。
総合力診断 S
目標としていたプレミアリーグ残留達成が100点だとすれば、CLの出場権を獲得した時点で200点。さらにクラブ史上初となるリーグ制覇は300点、いや500点ともえいえる最高の出来といえる。
（文：Kozo Matsuzawa / 松澤浩三【イングランド】）
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