ユベントスのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
恋愛のおかげで復調。それはユベントスのFWアルバロ・モラタにも言えることなのかもしれない。22日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
モラタは、現地時間の今年の1月27日に行われたインテルとのコッパ・イタリア準決勝1stレグで2得点を上げて勝利に貢献。そこで、それまで個人的な問題のせいで非常に辛い時期を過ごしていたことを公の前で認めている。
その問題とは、恋人のマリア・ポンボさんとの破局だ。そして、そのインテル戦から4ヶ月後に行われたミランとのコッパイタリア決勝戦で決勝ゴールを決めた。
モラタは、ゴールを決めた後に手で“A”の文字を記し、そして「ここにいた父親と友達、そして家で見ていた母親と僕の恋人のためにゴールが決めれて嬉しい」と語っている。その“A”とは、イタリアで知り合った新たな恋人であるアリーチェ・カンペッロさんのイニシャルだ。
モラタは、アリーチェさんと付き合い始めてから著しくパフォーマンスが向上している。付き合う前には14試合に出場し3ゴールと2アシストしか決めれていなかったにもかかわらず、付き合い始めてから12試合に出場して8ゴール6アシストとそれまでの2倍以上の数字を出した。まさに驚異の“ラブパワー”である。
モラタに決勝ゴールを捧げられて「幸せ過ぎて死ぬかもしれない」とコメントを残したアリーチェさん。一方でユベントスのサポーターは、「アルバロにここに残るよう説得できるのは君しかいない」とメッセージを送っている。
来季の移籍が囁かれるモラタ。果たしてアリーチェさんは、今度はその“ラブパワー”でモラタをユベントスに留めさせることができるだろうか?
【了】