レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督(左)とカリム・ベンゼマ(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督とフランス代表のディディエ・デシャン監督の関係にヒビが入っているようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。
事の発端はマドリーのFWカリム・ベンゼマがEURO2016を戦うフランス代表のメンバーから外されたことに起因するとのことだ。ただ、ジダン監督は招集されなかったこと自体ではなく、デシャン監督がベンゼマと直接会うわけでもなく、個人的に説明をすることもないという、その敬意を欠いた処遇に対して立腹しているとのことだ。
ベンゼマは、昨年、代表チームメイトのマテュー・ヴァルブエナに対する脅迫容疑で代表を外され、今回のEUROメンバーからも選外となっていた。
ジダン監督とデシャン監督といえば、フランス代表時代にワールドカップ、ユーロを制覇し、そしてユベントスでも共にプレーした盟友である。しかし、さすがのジダン監督も自軍の選手、それも同国出身選手への冷遇には怒りを覚えたというところだろうか。
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