カタールのアル・サッドでプレーするシャビ【写真:Getty Images】
今季からカタールリーグでプレーしている、元バルセロナ、スペイン代表MFシャビの1年目の挑戦は無冠で終わった。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
カタール随一の名門クラブ、アル・サッドの一員となったシャビは、20日、アミールカップ(スペインのコパ・デル・レイに相当)の決勝でプレーするも、PK戦で敗れ準優勝で終わった。すでに終了しているカタール・スターズリーグでは3位、クラウンプリンスカップでは準決勝で敗退しているということで、今季はカタール国内の3大タイトルを無冠で終えることとなった。シャビはバルセロナ時代から合わせてキャリア8年ぶりに無冠のシーズンを過ごすこととなっている。
36歳のMFは2017年6月まで契約を残しており、来季も引き続き同チームでプレーする。上述のアミールカップを制すればアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得できたのだが、それも叶わなかったということだ。
アル・サッドは、かつて同胞のラウール・ゴンザレスやブラジル人レジェンドのロマーリオ、元フランス代表DFフランク・ルブーフ、そして、先日FC東京に入団したブラジル人ストライカー、ムリキがJリーグ入り直前までプレーしていたクラブとしても有名だ。
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