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バイエルン、18度目のドイツ杯優勝で2冠達成。香川は延長後半に途中出場

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
延長後半に途中出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】

【バイエルン・ミュンヘン 0-0(PK戦:4-3) ドルトムント ドイツ杯決勝】

 現地時間21日にドイツ杯(DFBポカール)決勝が行われ、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンと対戦。接戦となった試合は0-0のまま延長戦も終わり、PK戦の末にバイエルンが優勝を果たした。

 バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督(来季はマンチェスター・シティの指揮官就任)にとってはラストゲームとなった今回の試合。ドルトムントの日本代表MF香川真司は公式戦9試合ぶりのベンチスタートとなった。

 試合開始して22分、バイエルンのトーマス・ミュラーがヘディングシュートを放つもゴール左に外れる。対するドルトムントも33分にピエール=エメリク・オーバメヤンがシュートを放ったが、これもゴール左に外れた。お互いにゴールまで向かうシーンが見られたが、スコアは0-0のまま前半を折り返す。

 後半に入ると、より一層攻撃の展開が早くなる。後半序盤はバイエルンが攻め立てるが、ドルトムントも57分にチャンスを迎えるなど一進一退の攻防が続く。しかし、後半終盤に近づくにつれてバイエルンが攻撃をする時間帯が増える。

 75分にはフランク・リベリがドリブルでペナルティエリア内に侵入し、シュートを放つがGKロマン・ビュルキがファインセーブを見せて失点を逃れた。反対にドルトムントは85分にカウンターから、オーバメヤンがフリーでシュートを放つもゴール上に外してしまう。結局、お互いにゴールを決めることができず延長戦に突入した。

 負傷者が続出する中、ドルトムントは103分にカウンターからヘンリク・ムヒタリアンがシュートを放ったものの、惜しくもゴール左に外れた。そして、香川はゴンサロ・カストロに代わり延長後半から途中出場を果たす。だが、攻撃を活性化することはできず0-0のままPK戦を迎えた。

 先行はドルトムントとなり、1本目のPKを香川がしっかりと決めた。それに続いてバイエルンのアルトゥーロ・ビダルもゴールに突き刺す。2本目はスヴェン・ベンダーが蹴ったが外してしまい、3本目のソクラティス・パパスタソプーロスも外してしまう。

 バイエルンのヨシュア・キミッヒも外してしまうが、結局バイエルンが4本成功し、18度目のドイツ杯優勝を成し遂げた。これにより、ブンデスリーガ優勝に続いて2冠達成となっている。

【得点者】
なし

【了】

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