ワルテル・マッツァーリ監督がワトフォードへ【写真:Getty Images】
プレミアリーグのワトフォードは21日、来季から新たな指揮官としてワルテル・マッツァーリ氏を迎えると発表した。
2014年にインテルの監督を退任して以降フリーになっていたマッツァーリ氏は、ワトフォードと3年契約を締結した。今季プレミアリーグ昇格1年目でチームを13位に導いたキケ・サンチェス・フローレス監督は退任する。
ナポリで一時代を築き、2013年にインテルの監督に就任。独特の3バックを用いた戦術が浸透しきらずわずか5ヶ月ほどで解任となったが、長友佑都も指導を受けた。またレッジーナ時代の中村俊輔もマッツァーリ監督の下でプレーした経験がある。選手時代も含めイタリア国外では初めての挑戦となる。
セリエAのウディネーゼを所有するジャンパオロ・ポッツォ氏が2012年にワトフォードを買収して以来、7人目の指揮官招聘となる。これまでの監督たちは最長1シーズンで職を解かれており、マッツァーリ新監督には長期的なチーム強化が期待される。
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