チェルシーの主将ジョン・テリーのクラブ愛は本物のようだ。19日付け『マルカ』が報じた。

　先日、少年時代から所属するクラブとの契約を1年延長し、「骨の髄までチェルシーだ」と発言したテリー。中国スーパーリーグの元イングランド代表監督のスヴェン・ゴラン・エリクソン監督がベンチに座る上海上港集団足球俱楽部から年棒1200万ポンド（約19億円）のオファーを受け取っていたようだ。

　35歳という年齢も考えてチーム内では第一線ではなく一歩引いた位置の役割が期待されているテリーとチェルシーとの新しい契約内容は年棒は70%減り、以前のものの30%程度の250万ポンド（約4億円）となっている。上海上港のオファーよりも15億円も低い契約内容だ。

　それでも中国からのオファーを蹴りチェルシーと契約を延長したのは、まさにクラブへの愛だと言えるだろう。

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