元銀河系軍団のデイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリー銀河系軍団のレジェンドの一人、デイビッド・ベッカム氏はかつてのチームメイト、ジネディーヌ・ジダン監督の来季以降の続投を望んでいるようだ。19日、スペイン紙『アス』が報じている。
ベッカム氏は「ジズー(ジダン監督の愛称)はサッカーとマドリーに何より強い情熱を持っている男だ。友人である以上に、僕がプレーした中のベストプレーヤーだった」とかつての同僚を称賛した。
「彼が今このチームの監督をしているのはごく自然なことだと思う。ただ、この数年史上最強ともいえるバルセロナを相手にしなければいけないという役回りは非常に難しいことである」
そして「マドリーは持続性、継続性を必要としている。ジダン体制と現有戦力で続けていけばよいのではないか。もしチャンピオンズリーグ(CL)ファイナルで負けることがあってもだ」と新シーズンもジダン政権の継続を支持している。続投の理由としては「ジズーがそのまま指揮を執るのがいいと思う。継続性がカギだ。もっとも、これは人生やビジネス全般に当てはまる基本的なことだ」と強調した。
「僕には指導者としての生まれ持った才能はないが、彼にはある」とジダン監督を評価するベッカム氏。長期政権が築きにくいマドリーというチームの体質の中で、ジダン監督がどのような道をたどるのか。レジェンドたちも注目している。
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