ローマのMFフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
ローマの伝説フランチェスコ・トッティの契約更新に進展がみられていない。トッティ自身が交渉について重い口を開いた。18日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。
トッティは「契約更新?お金の問題じゃない、お金の話をしたことはないよ」と話す。「私は小さな要望は伝えた、我々は一緒に評価していく」と交渉の進捗状況を伝えている。
事実トッティはチーム最年長の“レジェンド”でありながら、現状の契約は年俸250万ユーロ(約3億円)だ。これはダニエレ・デ・ロッシ(650万ユーロ)、エディン・ジェコ(450万ユーロ)、ラジャ・ナインゴラン(320万ユーロ)といった選手より大きく下回る。
それでも、今シーズンの終盤には全盛期を彷彿させるテクニックを披露し、チームを勝利に導いた。出場4分間で2得点を決めるなど神がかり的な活躍で、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ出場権獲得にも貢献している。また、セリエA史上3人目となる600試合出場も果たした。
一時はJリーグ移籍も噂されたトッティ。果たして、ローマの伝説は心のクラブに残ることはできるのだろうか。
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