10.ゴールキックはボールを静止させなければならない
何をいまさら、と思われる方は多いだろう。しかし驚くべきことに、従来の競技規則では「ボールを静止」させることは規定されていなかった。
ちなみにもしゴールキックを自ゴールに直接蹴り込んだ場合はオウンゴールにはならず、相手のコーナーキックになる。相手チームのゴールに直接ボールが入った場合は、ゴールキックからでも得点が認められる。
【国際サッカー評議会(International Football Association Board)とは】
サッカーの競技規則を決定する機関であり、FIFAから4名と英国4協会(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)から各1名の代表、計8名で構成されている。出席者の3/4以上の賛成があった場合に、競技規則は改正される。
(文:中山佑輔)
【了】