ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランの指揮官クリスティアン・ブロッキ監督は、ついに“大黒柱”の併用を決断したようだ。17日、イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。
現地時間の21日に行なわれるコッパ・イタリア決勝ユベントス戦で、ブロッキ監督は4-3-3の布陣を採用するとみられている。セリエAでは一貫してシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長のお気に入りである4-3-1-2を採用してきた同指揮官だが、最終節ローマ戦ではジャコモ・ボナベントゥーラを途中投入し一時的に4-4-2に切り替えていた。
ブロッキ監督就任時はボナベントゥーラとMFケビン=プリンス・ボアテングの控えとしてトップ下三番手まで降格した本田。しかし、結局結果が出ずに指揮官はついにボナベントゥーラと本田の大黒柱2選手の併用を決意したようだ。ユベントス戦では右ウイングに本田、左ウイングにボナベントゥーラが起用されるとみられている。
シニシャ・ミハイロビッチ監督のもと一時6位まで浮上したミランだが、終盤の失速でUEFA大会出場圏外である7位に終わった。コッパ・イタリアを優勝できなければ3年連続でUEFA大会欠場となる。
果たして、イタリア絶対王者ユベントス戦で本田はミランの未来を導く勝利に貢献することはできるのだろうか。
(文:Keiske Horie)
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