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本田の同僚FWも関与か。フランスで偽造運転免許の取引が発覚

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェレミー・メネズ
ミランのジェレミー・メネズ【写真:Getty Images】

 フランスで様々な有名人やサッカー選手が関与している新たなスキャンダルが発覚した。15日、フランス紙『ル・パリジャン』が明かしている。

 パリ郊外のオー=ド=セーヌ県にある自動車学校で偽造運転免許証の不正取引が行われていたようだ。その自動車学校を経営するパトリック・アントネッリ氏は、多くの著名人やサッカー選手たちによく知られている人物であるという。

 アントネッリ氏は、県庁の職員と共謀して偽造運転免許証を約1万ユーロ(約123万円)で売却していたようだ。その不正取引に関与した有名なサッカー選手として、ジェレミー・メネズ(ミラン)やサミル・ナスリ(マンチェスター・シティ)やライヴィン・クルザワ(パリ・サンジェルマン)の名前が浮上しているようである。

 運転免許試験を一度も受けたことがない者や試験に受からなかった者、そして累積点数が一定の基準に達して免許が取り消された者に対して、アントネッリ氏は偽造運転免許証を配給していたとみられている。関与した者の数は約300人にも上り、2013年10月から2015年4月までに合計で約100万ユーロ(約1億2000万円)もの金額の取引をしていたという。同氏と3名の職員は、すでに県警によって逮捕されている。

 フランスサッカー界に相次ぐスキャンダル。万一上記の選手たちの関与が明らかになった場合には、来月に迫ったEURO開催国としてさらなる窮地に追い込まれることになりそうだ。

【了】

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