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マンU、62億円でモラタ強奪を画策? レアル復帰に進展なし

text by 編集部 photo by Getty Images

アルバロ・モラタ
ユベントスのFWアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーが買い戻すか、ユベントスに残留するか。スペイン代表FWアルバロ・モラタの将来が不透明になっている。これまで数多のビッククラブが獲得に名乗りをあげているが、ここにきて新たな移籍先候補が現れた。14日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。

 同紙によればマンチェスター・ユナイテッドが移籍金5000万ユーロ(約62億円)でモラタ獲得を画策しているようだ。現在23歳のスペイン代表FWには、これまで古巣レアル・マドリーの他にアーセナル、リバプールなどビッククラブが興味を示してきた。

 サー・アレックス・ファーガソン監督退任以降、ユナイテッドにはシーズンを通して活躍するストライカーが現れていない。今季もアントニー・マルシアルが気を吐いたものの、マーカス・ラッシュフォードのブレイクはシーズン終盤になってからで、すでに退団したロビン・ファン・ペルシやラダメル・ファルカオも期待を裏切った。

 モラタは「ユベントスで満足している」と語る一方で、古巣マドリーの幹部であるエミリオ・ブトラゲーニョ氏と連絡を取り合っているようだ。ユベントスとの契約の中に含まれている買い戻し条項を利用して来季からマドリーに復帰する可能性が高いとみられていたが、現状は進展がない。スペインへ戻るか、イタリアに留まるか、はたまた新たな国へ旅立つか。8月にモラタが身にまとうユニフォームは“白黒”でないかもしれない。

【了】

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