ナウドがシャルケへ移籍【写真:Getty Images】
シャルケは15日、ヴォルフスブルクから元ブラジル代表DFナウドを獲得した。現行の契約は今月末で満了となるため移籍金は発生せず、シャルケとの2年契約にサインしている。
今夏守備の要ジョエル・マティプがリバプールへ移籍することが決まっているシャルケにとって、ブンデスリーガ通算298試合出場を誇るベテランDFの加入は何よりも重要な補強となる。
来季ブンデスリーガ12年目を迎える33歳のナウドは移籍に際し「ヴォルフスブルクでは成功の時を過ごし、僕の心の中で特別な場所であり続けるだろう」と移籍元への感謝を述べ、「クリスティアン・ハイデルSDが新しいエキサイティングな挑戦についてはっきりと話してくれた。新たな強い場所でさらなる成功を祝うチャンスがある」と新天地でのプレーに心躍らせている。
リーグ優勝の経験こそないものの、ヨーロッパのカップ戦でも豊富な経験を持つ百戦錬磨のDFがシャルケの新たな柱となる。ベテランになっても良好なコンディションをキープしており、今季は公式戦40試合に出場した。来季も新天地でのフル稼働が期待される。
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