アントニオ・ディ・ナターレ【写真:Getty Images】
セリエA通算208得点。歴代6位のゴール数を誇るFWアントニオ・ディ・ナターレがついに、ウディネーゼのユニフォームを脱ぐ日がやってきた。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
セリエA最終38節、ホームでのカルピ戦を前に38歳のFWは会見を行った。12年過ごしたウディネーゼでユニフォームを脱ぐことについて「素晴らしい12年だった。ファンにお礼を言いたい。彼ら抜きには僕のゴールは何の価値も持たない。そして、常に僕を支えてくれた両親にも感謝したい」と述べた。
また、「子どもたちはこの町で生まれ育ち、私はサッカースクールを持っている。ウディネの町とは切っても切れないんだ」と語っている。将来については「2ヶ月間バカンスを取りたい。その後に何をするか決めよう」と未定であることを明かした。
「ここウディネで決めるゴールは2度ワールドカップを優勝するのと同じようなものなんだよ」語る稀代のゴールゲッターは、最終戦で愛する町とサポーターに最後のゴールを捧げることができるだろうか。
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