FIFA加盟が承認されたジブラルタル【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は13日、年次総会でコソヴォとジブラルタルのFIFA加盟を認めた。
コソヴォとジブラルタルは210番目と211番目のFIFA加盟地域となった。ジブラルタルは2013年に、コソヴォも先日に欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟が認められている。これによりFIFAワールドカップ(W杯)予選と、EURO予選への出場が可能となった。
ジブラルタルは人口3万人にも満たない小さな国で、プロ選手がほとんどいないジブラルタル代表は、多くの選手が本業をこなしながらサッカー選手として活動している。弁護士や警察官などが代表としてプレーしていた。
一方、コソヴォはスイス代表のジェルダン・シャキリといった優秀な選手を輩出していることで知られている。FIFAでは本来フル代表でプレーした経験のもつ選手は、その後他の代表でプレーすることは許されない。しかしながら、今回のケースでは事情を検討するとみられている。
両国のFIFA加盟が今後のサッカー界に与える影響に注目が集まりそうだ。
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