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テリーの移籍はなし? 退団濃厚から一転チェルシーと契約延長へ

text by 編集部 photo by Getty Images

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チェルシーのDFジョン・テリー【写真:Getty Images】

 自身の現役生活のすべてをチェルシーに捧げ、長年チームの主将を務めてきたDFジョン・テリー。今シーズン限りでチームを離れるとされていたが、新たなニュースが届いた。13日、英紙『ザ・サン』が伝えている。

 チェルシーは35歳の大ベテランとなったテリーに1年の契約延長を提示したようだ。来季はプレミアリーグを離れ、アメリカやカタールといった他国リーグへの移籍が確実とされていた中、記者会見でオファーの存在が明らかになった。

 テリーは1995年からチェルシーの下部組織に所属し、1998年にトップデビューを果たす。ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した2004年には、24歳のテリーが主将に大抜擢された。国内外で獲得したタイトルは「16」を数える。

 来季からアントニオ・コンテ監督の就任が決定しているチェルシーは、テリーの700試合を超える経験が新監督の手助けになると考えている。今季限りで退団が決まっているフース・ヒディング監督もテリーの契約延長を望んでいる。

 「私は賛成する、彼はすでにこのクラブで偉大な21年間を過ごしているレジェンドだ。チームの将来のためにも、レジェンドを大切にしなければいけない」と最大限の賛辞を送った。テリー本人は1年契約の新たなオファーを受けるか検討中だという。

【了】

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