バンクーバー・ホワイトキャップスの工藤壮人【写真:Getty Images】
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに所属する元日本代表FW工藤壮人は、現地時間11日に行われたシカゴ・ファイヤー戦で相手GKと衝突し、そのまま病院へと直行した。
前半11分、シカゴ・ファイヤーのGKマット・ランプソンと正面衝突してピッチに倒れてしまった。一瞬気を失い、両チームの選手たちが心配そうに駆け寄る場面も見られた。
工藤は直後に立ち上がったもののプレー続行不可能となり、交代となった。ピッチから退いた際には、サポーターから工藤コールとともに拍手も送られている。
試合後、バンクーバーのチームメイトが工藤に対して激励のメッセージをそれぞれのツイッターで送っている。
「すぐに良くなることを願っている。兄弟のことを祈っているよ」(エリック・フルタード)
「僕の兄弟である工藤がすぐに良くなってくれることを願っている。すぐ良くなるはずさ!」(ティム・パーカー)
「工藤はすぐに良くなる。またピッチで会いたい」(オクタヴィオ・リベロ)
また、工藤と衝突してしまったランプソンも自身のツイッターを更新し、「彼に謝りたい。工藤がすぐに良くなってくれることを願っている。僕はこのような事故でけがを見るのが嫌なんだ」と謝罪している。
今年1月にJ1の柏レイソルからバンクーバーに移籍した工藤は、ここまで8試合に出場して1得点を決めている。
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