レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
やはりレアル・マドリーの背番号10番ハメス・ロドリゲスの退団は近そうだ。11日、スペイン紙『ムンドデポルティボ』が伝えている。
ハメスは近々フロレンティーノ・ペレス会長との会談が予定されているようだ。同選手はブラジルワールドカップ終了後のおよそ2年前、マドリーに移籍金8000万ユーロ(約100億円)で鳴り物入りでチームに加わった。
今季は未だ不調から抜け出せていない。プレーよりも、夜遊びなど度重なる問題行動やジネディーヌ・ジダン監督との不仲説などが紙面を賑わせている。そんなハメスを複数メディアは「謙虚さを失った」と辛辣に書き立てた。
マドリー側としては、引き止めるよりも“問題児”に支払った8000万ユーロを回収する意味でも6000万ユーロ(74億740万円)で売りに出したいようだ。ユベントスやバイエルン・ミュンヘンなどのビッククラブが獲得を画策している。
果たしてペレス会長との会談は、同選手の今後にどのような進展をもたらすのだろうか。6月に開催されるコパ・アメリカ・センテナリオを目前に控えるハメスにとって“白黒”つけて大会に挑みたいところだろう。
【了】