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U-23日本、前半3発でガーナに快勝。トゥーロン国際大会へ弾み

text by 編集部 photo by Getty Images

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2得点を挙げた矢島慎也【写真:Getty Images】

【U-23日本代表 3-0 ガーナ代表 国際親善試合】

 リオデジャネイロ五輪を控えるU-23日本代表は11日、ガーナ代表との国際親善試合に臨んだ。

 手倉森監督は1月のU-23アジア選手権制覇に貢献したメンバーを中心に先発の11人を選び、それ以外のメンバーからは伊東、橋本、野津田、富樫がスタメンに名を連ねた。

 序盤から勢いよく攻める日本は12分、波状攻撃からこぼれたボールを矢島が見事なミドルシュートでゴールに変えて見せた。ペナルティエリア左の角からファーサイドのゴールネットに美しいカーブのかかったシュートを突き刺している。

 さらに15分、右サイドを崩した日本は伊東がクロスを上げるとファーサイドに走り込んでいた矢島がボレーシュート。完璧にコントロールされたボールがゴールネットを揺らし、最高の形で追加点を奪った。

 貪欲に攻め続ける日本はガーナを押し込んで何度もゴール前まで迫る。26分には左からのコーナーキックに奈良がヘディングで合わせる。しかし、きわどいコースのボールを相手GKのファインセーブに阻まれ3点目とはならなかった。

 それでも流れが変わることはない。30分、相手DFのミスでこぼれたボールに富樫が反応しGKの動きをよく見極めてループシュート。早くもリードを3点に広げた。

 前半45分間で3点先行した日本は後半開始から大きくメンバーを入れ替える。櫛引、浅野、橋本、奈良を下げて杉本、金森、井手口、岩波が投入された。

 だが、この交代で連携面で噛み合わない場面が多くなる。試合の流れは変わらなかったものの、フィニッシュまで持ち込むシーンは前半に比べかなり減ってしまった。

 それでも終盤はシュートチャンスを何度も作ったが後半45分間はスコア動かず、3-0のまま試合終了。日本は国内組の若手が多かったガーナ代表に対し、後半のパフォーマンスに課題を残してトゥーロン国際大会前最後の強化試合を終えた。

【得点者】
12分 1-0 矢島慎也(日本)
15分 2-0 矢島慎也(日本)
30分 3-0 富樫敬真(日本)

【了】

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