元イタリア代表のダニエレ・マッサーロ氏【写真:Getty Images】
Jリーグの清水エスパルスでもプレーした、元イタリア代表のダニエレ・マッサーロ氏が政界入りを目指すと、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
マッサーロ氏はフォルツァ・イタリア党からミラノ市議会議員選挙に出馬するようで、すでに同党の候補者名簿に名を連ねているという。同党はマッサーロ氏の古巣でもあるミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が結党し、党首を務める政党である。
出馬に際し、マッサーロ氏は「私のスポーツ界でのビジネスの経験を役立てることができればと思っていた。ベルルスコーニ会長は私の意見に大きな関心をもって聞いてくれた。会長とミランは、私に人生の夢を勝ち取るチャンスをくれたんだ。私や、家族に多くの事をしてくれたし、彼には借りがある。会長は特別な人なんだ」とコメントしている。
現在54歳のマッサーロ氏はミラン、フィオレンティーナなどで活躍し、2度のワールドカップも経験している。1995年に清水エスパルスに加入。2シーズンで20試合10ゴールという記録を残し、日本でのプレーを最後に現役を引退した。
【了】