レアル・マドリーのアルバロ・アルベロア【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのアルバロ・アルベロアは、バルセロナのジェラール・ピケに対して恨みはないとスペインラジオ局『カデナ・セール』で語った。
マドリーの下部組織のアルベロアは、今季限りでクラブを退団することが決まっている。“宿敵”とされるピケとは過去に何度もSNSなどを通じて舌戦を繰り広げてきたが、それについて振り返った。
「自分は全く冷静だよ。なぜなら自分のクラブを守っただけだからだ。そしてバルセロナにもファンにも尊敬を欠いたことはなかった。踏みにじられそうになった自分のクラブを守っただけで間違っていなかったと思うし、もし間違っているなら、一生同じことをやり続けるから間違ったままだろうね」
アルベロアにとってホーム最終戦となったバレンシア戦で、チームメイトから胴上げをされるなど“お別れセレモニー”が行われている。
ピケはこれについて「どこに行こうと成功することを願っているよ。クラブ、ファンとのお別れは彼がそれに値したからだ。W杯も優勝するなど多数のタイトルを獲得した偉大な選手である」と賛辞の言葉を述べている。
労いのコメントを送ったピケに対して、アルベロアは「彼は別に何を言う必要もなかった。感謝しているよ」と語った。
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