ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
インドネシア代表が、ジョゼ・モウリーニョ氏を代表監督として招聘する計画があるようだ。インドネシア青年スポーツ大臣のイマーム・ナフラウィ氏が大手放送局『beIN SPORTS』のインタビューで語った。
FIFAランキング185位のインドネシア代表は、政府が国内リーグに介入しているとしてFIFAから2018年ロシアW杯および2019年UAEアジアカップから除外されている。
同国のオリンピック委員会のチェアマンは、インテルの会長でもあるインドネシア人実業家のエリック・トヒル氏が務めている。
モウリーニョ氏はトヒル氏のもとインテルで指揮を執っていたこともあり、その“コネ”を活用しようというのだ。
「この計画は、ジョコ・ウィドド大統領と、トヒル会長と議論を続けてきた。簡単ではないかもしれない。我々の代表チームの監督は、外国人であるべきだ。トヒル会長に尋ねたら、モウリーニョの給与は年俸2500億ルピア(約20億円)だと言われた。トヒル会長は、もしモウリーニョがダメなら代わりはフース・ヒディンクだと言っていた」
先日、シリア代表がモウリーニョに対して正式オファーを提示する意思があるという旨の公式文書をSNSで公開していたことで話題となっていた。
マンチェスター・ユナイテッドの監督就任が目前とされているモウリーニョ氏だが、引く手は数多のようだ。
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