レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、選手たちに送っていたアドバイスについて伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで語った。
今季のレスターは、ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーと比較されている。かつてバレンシアでも指揮を執ったこともあるラニエリ監督は、「シメオネについて私が判断できることはないが、彼らはイタリア人のようなプレーをする」と語った。
昨季はプレミアリーグで14位だったレスターは、レオナルド・ウジョアが最多得点となる11得点を挙げていた。しかし、今季はジェイミー・ヴァーディーと岡崎慎司が2トップのコンビを組み、ウジョアはスーパーサブとしてプレーしている。
ラニエリ監督は、ヴァーディーと岡崎に対してアドバイスを送っていたことを明かしている。
「私は攻撃のカギとなるアタッカーが欲しかったが、ウジョアはコンディションを取り戻すのに苦労していた。だから、私は岡崎とヴァーディーに『“戦闘機”のようにプレーしてほしい』と言ったんだ。そうしたら、彼らはプレミアリーグの屈強なディフェンダーにも立ち向かっていった」
また、他クラブの監督たちからも祝福の言葉を送られていたようだが、「我々は登山家のように仕事をしなければならない。上を向いて、決して下を見てはならない。目まいで転落しよいようにね」と独特な表現で監督業の難しさを語った。
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