ジェラール・ピケ(左)とレアル・マドリーを退団するアルバロ・アルベロア(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのアルバロ・アルベロアは、今季限りでクラブを退団することが決まっているが、“宿敵”とされるバルセロナのジェラール・ピケが労いの言葉を送った。9日付け『マルカ』が報じた。
アルベロアは過去にツイッターなどでピケと舌戦を繰り広げており、双方で挑発しあっていたことが度々話題となっていた。
そのアルベロアは今季最後のホーム戦となったバレンシア戦に交代出場し、ファンからの大歓声の中、グラウンド内で選手たちから胴上げと“お別れセレモニー”が行われた。
ピケはそんな宿敵に対して「どこに行こうと成功することを願っているよ。クラブ、ファンとのお別れは彼がそれに値したからだ。多数のタイトルを獲得した偉大な選手である。W杯も優勝しているしね」と賛辞の言葉を述べた。
また「時々発言は行き過ぎてたね。ふたりでそこまで行くべきじゃなかったよ」と過去の発言が過激すぎたことを後悔しているようだ。
これまで何度もバトルを繰り広げてきた宿敵がいなくなることで、やはり少し寂しさを感じているのかもしれない。
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