試合中に急死したパトリック・エケング【写真:Getty Images】
試合中に心臓発作によって急死した26歳のカメルーン代表MFパトリック・エケングに関して、衝撃の事実が隠されているかもしれない。9日にスペイン紙『アス』が報じている。
ルーマニア1部のディナモ・ブカレストに所属するエケングは、現地時間6日に行われたヴィトルル・コンスタンツァとの試合中に突然ピッチ上に倒れた。意識が戻らないまま病院に運ばれた後、約2時間後に死亡が確認されている。
同紙によると、ルーマニア当局がこの事件を調査した結果、”機械の故障”と”有効期限切れの薬”が一部の救急車で発見されたとのこと。
また、スタジアム周辺には3台の救急車を置いてあったが、その何れも除細動器を備え付けておらず、蘇生に取り掛かるまでに多くの時間がかかる結果となってしまった。現時点では、まだ調査中とのことだが、救急車を持つ会社の管理体制に問題があった可能性もあるだろう。
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