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新生チェルシーに早くも不協和音? 名物会長がコンテ新監督の要望を却下

text by 編集部 photo by Getty Images

コンテ
来季からチェルシーを率いるアントニオ・コンテ新監督【写真:Getty Images】

 チェルシーのロマン・アブラモビッチ会長が、EURO2016後にチームを率いるアントニオ・コンテ監督の要望を拒否したようだ。8日、英紙『サン』が伝えている。

 コンテ監督はチェルシーを率いるにあたり、マッシモ・カレーラ氏とマウロ・サンドレアーニ氏のコーチ入閣をアブラモビッチ会長に求めていた。しかし、この打診は拒否されたようだ。

 ユベントス時代からコンテ監督と共に黄金期を作ることに貢献した両名。特にカレーラ氏は、コンテ監督がベンチ入りできなかった2012/2013シーズンの開幕戦から12月までの4ヶ月間、監督代行として試合の指揮を任されたほどの人材だ。

 しかし、アブラモビッチ会長は現在のスタッフ陣で充分と考えているようだ。“熱血漢”で知られるコンテ監督が自身のやり方を曲げないことは周知の通り。影で支えた両名を失うのは大きな打撃となるはずだ。そして新チームを率いる前に“寝耳に水”の出来事だろう。果たしてアブラモビッチ会長の下した決断が“新生チェルシー”にどう影響をもたらすのだろうか。

【了】

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