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本田圭佑 9年前

「本田にとってサイドはスヌーピーのブランケットだ」。伊紙、“魔法の杖”のないトップ下を低評価

ミランは現地時間7日、セリエA第37節でボローニャと対戦し、アウェイで1-0と勝利した。現地メディアは、トップ下で先発するも得点に絡めなかった日本代表FW本田圭佑に厳しい評価を下している。
(文:神尾光臣【ミラノ】)

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

「本田は早々に茹で上がった」「魔法の杖を持っていなかった」

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ボローニャ戦での本田圭佑には低評価が並ぶ【写真:Getty Images】

 ボローニャ戦から一夜明けた8日、地元紙は本田圭佑に対し及第点を下回る評価を下した。トップ下というポジションでありながら攻撃への存在感が希薄だったことが、低評価の理由となっているようだ。

 以下は各紙の評価及び評点。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 5.5
「バロテッリがいなかったため、ピッチの中央では重力が余計に掛かる。しかし彼にとってサイドとはスヌーピーのブランケットのようなもので、それを欠いていた。ルイス・アドリアーノに素晴らしいボールを供給するが、その直後に交代させられる」

※確かにスヌーピーの原作漫画『ピーナッツ』には、ブランケットを肌身離さず持っているキャラクターが登場する。“サイド依存症”というニュアンスか?

『コリエレ・デッロ・スポルト』 5.5
「カバーリングに奔走する。しかし早々に茹で上がった」

『トゥットスポルト』 5
「トップ下は魔法の杖を持っていなかった。そのため良いパス回しをするためのクッションを探し、そのまま逃亡していた」

『コリエレ・デッラ・セーラ』 5.5
「彼なりの流儀でトップ下を実行。攻撃というよりは守備に重点を置いていた」

『ラ・レプッブリカ』 6
評点のみ。

(文:神尾光臣【ミラノ】)

【了】

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