香川真司(左)と長谷部誠(右)【写真:Getty Images】
【フランクフルト 1-0 ドルトムント ブンデス 第33節】
ドイツ・ブンデスリーガ第33節が現地時間の7日に行なわれ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは同代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦した。
香川は2トップ下の一角、長谷部はセンターハーフで先発出場を果たす。現在フランクフルトは勝点「33」で降格圏一歩手前の16位に沈んでいる。17位シュトゥットガルトとは勝点差は「0」だ。
序盤は残留を目指すフランクフルトが押す展開。FWカスタイニョスを中心に決定的なチャンスを量産する。すると14分、長谷部が決定的な仕事をする。右サイドから長谷部がクロスを放つと、中央のアイクナーがヘディングで合わせフランクフルトが先制に成功する。
追いつきたいドルトムントは後半からドゥルムに替えてパパスタソプーロスを投入。さらには65分にフンメルスとオーバメヤンに替えてプリシッチとカストロを送り出す。ボールを支配しチャンスを相手を押しこむも、ゴールをこじ開けることができない。
82分にはドルトムントがゴール前で決定的なチャンスを得るも、フランクフルトの守備陣が懸命に体を投げ出しゴールラインを割らせない。
そのまま試合は1-0で終了。ドルトムントは同時刻に開催されたバイエルン・ミュンヘンが勝利したため優勝の可能性が消えた。フランクフルトは残留に向けて価値ある勝点3を獲得している。
【得点者】
14分 1-0 アイクナー(フランクフルト)
【了】