レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】
シーズン終盤戦で獅子奮迅の働きを見せ、レアル・マドリーの攻撃陣を引っ張っているFWガレス・ベイルがまたも離脱するようだ。6日、スペイン紙『アス』が報じた。
金曜日、検査を受けたベイルは右ひざの捻挫により、4、5日の離脱という結果になった。もっとも、兆候はすでに出ていた。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦、ハーフタイム前には右膝に手をやり、痛みを感じている姿が見られていた。しかし、この日はその後もプレーを続け、90分間フル出場している。
今季はマドリー加入以来、リーグ戦では最高の19ゴール数をたたき出しているが、一方で出場試合数22は最低だ。再三の戦線離脱を繰り返し、CLも合わせて、6試合以上は連続で出場できていないという不安定な状態である。
5月15日(日)の最終節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦には戻れる見込みだというが、最大の目標であるCL制覇に向け、ジダン監督はベイルに無理をさせたくないようだ。しかし、このタイミングでの離脱はさぞかし痛いはずだろう。
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