レスター・シティのジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】
レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディーは、クラブ移籍当初は二日酔いの状態でトレーニングにやってきたとアイヤワット・スリヴァッダナプラバ副会長が明かしている。
同氏によれば、ヴァーディーは毎日のように飲みに行っており、何度もその行動を注意されていたという。
「(アマチュアリーグから)チャンピオンシップの下位から移籍していた頃は、毎日のように飲みに行っていた。我々はどうすればいいのか分からなかったよ」と、母国タイの雑誌『A Day』のインタビューで答えた。
「だから、私は彼に話したんだ。『このような形でキャリアを終わらせたいのか? このような形でここに残りたいのか? 我々は君との契約を打ち切って手放そうと思う。今後のキャリアには期待しない方がいい』とね」
「彼は自分の人生において何をすべきか分かっていなかった。彼は決して大金を稼いでいたわけではなかった。だから、彼に『君の夢は何だ』と尋ねたんだ。
『君は自分の人生がどうあるべきだと思うのか。クラブのために何ができるのかを慎重に考えごらん。私は君に投資したが、君は何ができるのだろうか?』と。
そうしたら、彼はすぐに飲酒を止めてトレーニングでもハードワークするようになったんだ。今ほどフィジカルは良くなかったけどね。彼には爆発的な加速力があったが、ここまでとは思わなかった。彼は順応しているし、フィットネストレーニングにも励んでいる。彼は生まれ変わったんだ。その方が良いことだね」
【了】
(※)本記事はINDEPENDENT紙との独占契約により、記事全文を翻訳しております。