レアルは頼れるエースが復帰。シティには不安要素が…
サンティアゴ・ベルナベウで行われるCL準決勝2ndレグの予想スタメンは以下のようになる。
レアル・マドリー
GK:ナバス
DF:カルバハル、S・ラモス、ぺぺ、マルセロ
MF:クロース、モドリッチ、イスコ
FW:ベイル、C・ロナウド、L・バスケス
マンチェスター・シティ
GK:ハート
DF:サニャ、オタメンディ、コンパニ、クリシ
MF:フェルナンド、フェルナンジーニョ、ナバス、Y・トゥーレ、デ・ブライネ
FW:アグエロ
マドリーは1stレグを欠場したクリスティアーノ・ロナウドが復帰予定。一方、カリム・ベンゼマとカゼミーロは別メニュー調整が続き欠場が決まっている。直近のレアル・ソシエダ戦ではC・ロナウドとベンゼマを欠いて攻撃に手詰まり感が否めなかったが、独力で苦しい局面を打開する力を持つ前者の復帰である程度オフェンスの課題は改善されるだろう。
シティは週末のサウサンプトン戦の日程を調整するための協力を得られず日曜日開催になってしまったため、ヴァンサン・コンパニやケビン・デ・ブライネら多くの主力に休養を与えた。結果的に試合には負けてしまったが、CLに備えていたメンバーのコンディションは万全に近いはずだ。
懸念点はサウサンプトン戦でミスを連発したCBに誰を起用するかということになる。コンパニはほぼ確定で、相方はニコラス・オタメンディがエリアキム・マンガラを一歩リードしている。おそらく前者がスタメンでピッチに立つはずだ。
攻撃陣ではダビド・シルバが負傷のため招集メンバーから漏れており、ヤヤ・トゥーレが復帰予定。デ・ブライネはトップ下でこそ生きる選手だがマドリー戦は左に回し、Y・トゥーレが中央で起用されると見られる。
それぞれポジティブな点とネガティブな点はあるが、スペインとイングランドの巨人同士がほぼベストメンバーで激突する。決勝進出をかけた一戦は互いのプライドがぶつかり合う激しいものとなるだろう。
【了】